新婚旅行8日目(バルサ、バルサ、バルサ)

朝飯食ってフランクフルト中央駅へ。電車で空港へ。所要10分強。とても便利。 ルフトハンザの端末で自動チェックイン。パスポートをかざすだけで何も入力しなくても チェックインできてしまう。とても便利。10時過ぎのフライトでバルセロナへ。これにて ドイツ終了。
【ドイツ総括】 街並みは歴史があってどこも素敵。歩いて楽しいところが多い。そして全体的にとても清 潔。人は良い。特に南部(田舎)いい人が多い印象。飯は期待以上。ビールは言わずもがな (とにかく安い!)。 メルヘン好きで安全な旅行がしたい女子にはオススメ。花を飾る文化が素敵。(妻談)

昼過ぎにバルセロナ到着。空港奇麗。そして日差しの強さが違う。スペインだな。バスで 市の中心、カタルーニャ広場へ。人多い。大都会だ。歩いてホテルへ。ちょっと迷うも10 分くらいで到着。チェックインし早速観光。市内公共交通機関がどれでもOK3日券を購 入。地下鉄でサクラダファミリア駅。地上に出ると目の前に桜田がドン。正直「ふーん」 という印象。確かに凄いんだけど直ぐ近くのが道路で車がクラクション鳴らしてブンブン 走ってて周りの風景との調和0。そして人多過ぎ。行列が長すぎたため中には入らず(ガウディさん、すいませんでした)。(まあ、一応写真くらいは)

そのまま坂を登ってガウディのライバル、ドメネク・モ ンテネールが設計したサン・パウ病院へ。ここは素敵!敷地が広く人も少ない。文化的価 値がある建物が今も病院として使われてるってのも素晴らしいこと。散歩気分でゆっくり 見学。(ちなみにサン・パウ病院前から見下ろしたサクラダファミリアはスケール感が あって悪くなかった)。

スイーツの店で軽くお茶。チョコと生ハムサンド。美味。これが スペインの味ですな。続いてカサ・ミラ、カサ・パドリョとガウディ建築を立て続けに見 学(入館料高杉のため外から)。ともに「ふーん」。ガウディさんとはあんまり相性よくな いかも。 ちょっとバルセロナに落胆しつつ一旦ホテルに戻る。夜はカタルーニャ音楽堂で音楽観 賞。モンテネールさん設計の音楽堂。ステンドグラスと彫刻が素敵。彼とは馬が合う。本番前、カフェテリアスペースで、相席になった(無理矢理隣に座らせてもらった)仏人男 性・シンガポール人女性のカップルとお話。仏人男性は台湾で某日系企業の社員として働 いてるそう。世間は狭い。妻が俺の海外駐在を恐れていると言ったら、「行けばなんとか なるわよ、英語だって、生活だって!」と。力強い。そりゃ~日本もシンガポールに抜かれちゃうわけだよ。コンサートはクラシックギターのソロ。ギター1本とは思えない多彩 な音に酔いしれる。酔いすぎて眠くなる。23時前に終了。ホールの内装も素晴らしかった。

遅くなりすぎたため、妻の「バ ルセロナは危険な所症候群」を考慮してホテル近くのレストランでビチャビチャパエリア 食べてスペイン初日終了。

10時まで寝る。この旅で初の朝寝坊。本日夜のFCバルセロナの試合のチケットを お願いしていた日本人経営のペンションまで取りに行く。ちょっと迷うも無事到着してチ ケットをゲット。BAR(バルと読む)で遅い朝飯。ガウディさん第四段、グエル公園へ。 最 寄の地下鉄の駅から徒歩15分。のはずが、散々迷って散々歩く。1時間くらいかかってな んとか到着。そして4度目の「ふーん」。

面白い公園なんだけど、どうも奇抜系は俺には合わないらしい。アイス食べて帰る。 一旦ホテルに戻って本日の一大イベント、サッカー観戦に出発。地下鉄でFCバルセロナ のホーム、カンプ・ノウスタジアムの最寄駅へ。スタジアムへ行く中心、地元色の強いカ フェでビールと生ハムサンドで腹ごしらえ。試合開始1時間以上前にスタジアムへ到着。 チケットに書いてあるゲート(5つある)に従って入場。席はなんと3列目。近い!最初はガ ラガラだったが、試合開始直前には満員に。10万人入ったスタジアムは圧巻。そして、バ ルセロナのテーマソングと共に選手入場。

バルサバルサバルサ」。バルセロナバレンシア試合開始。試合中は予 想に反して歌などの応援は控えめ。ただし、全員が試合をよく見ていて見方の好プレーへ の声援、相手のバックパス、ファール、審判の不利なジャッジへのジェスチャー交えた ブーイングは凄まじい。俺も現地化しようと努めたが、妻曰く大分ずれていたとのこと。 歴史の違いを痛感。試合は2:1でバルサの逆転勝ち。得点はイニエスタプジョル。メッシの神ドリブルもあったり。

夢見心地で帰路に。ホテルの屋上テラスにてミニバーのビー ルで祝盃を上げて寝る。