研修員発表本番

本番の日の朝。7時半過ぎに出勤。1人会議室でブツブツやってると先輩がやってくる。通しでやってみる。14分半。おお、なんとかなっとるじゃないか!リブート(一階寝ること)すると正常に動き出すのは人間にも当てはまるらしい。ギリギリでなんとか目途が立って一安心。午前中いっぱいかけてさらにしゃべりの練習。11時過ぎ、会場の会議室に移動して最後の練習。もうできることはない。本番の日くらいはまともな飯をとカレーを食う。そしてその時を待つ。
13時過ぎ。同じ部の人達ががギャラリーとして続々と入ってくる。本部長(凄く偉い人)が来た時点で総務の説明があって発表開始。先輩が「練習以上の力が出てた!」と評すように出だしは絶好調。上昇気流に乗って安定飛行。中盤、練習の時に最後まで引っかかってた箇所の説明で失速。シートベルト着用サイン点灯。その後は墜落の危険こそないものの乱気流に翻弄されながら発表終了。質疑応答へ。品証との事前打ち合わせ済みの問答を終え(俺の名誉の為に補足しますが、これは皆やることです。)、本部長の質問。「君の作ったものは技術的に他社と比べてどの位のレベル?」。webの最新技術を取り入れることが客にとって使いやすいかは疑問だが、ちょこっと細かいことを説明してから「やっと追いついたと考えております」と返答。まあ無難にまとめたかと。最後に本部長講話。「市場は厳しいけど客がいないわけじゃないから選んでもらえる製品を作るように」と。正論です。これにて研修員発表終了。エライ人の採点表を見たわけではないけど落第はないだろう(まれにあるらしい。本番中に永久凍土になるやつとか)。それほど緊張もしなかったしね。皆に労をねぎらっていただく。反応はおおむね上々。よかったよかった。ありがとうございました→関係者の皆様。
ほっとしたところで今までの疲れが吹き出す。脳の後ろの方が重い。なんども気を失いながらも定時までデスクに座り続ける。夜は1月から異動の人の送別会+俺の慰労会。不思議なもので飲み始めると体力がちょっと復活。挨拶もビシッと笑いをとる。2次会はカティ。中国人の同期が、泣きながら悩みを吐露。みんなたいへん。23時頃に帰宅。サウナで酒ぬきして寝る。