Unpredictable! ペルー旅行・5日目:馬と蹴球・編

6時半起床。早く寝て早く起きる、大人の旅の提案との計画はここまでのところ順調に推移してる。飯食ってチェックアウト。旅行会社の男も時間通り現れる。男に「馬に乗りたい!」とリクエストするも英語がイマイチ分からないらしく埒があかない。そのうち話の分かるシンシア登場。あっさり話がまとまる。今日泊まるホテルにチェックイン(朝8時なのに何故できる?)して荷物を部屋に置いて出発。車でちょっと山を登ってスタート地点へ。ガイドのおばちゃんは英語完璧。「あなたたち馬乗るの初めて?」と聞かれたので「おいおいそんなに大変な事なの」と思ったがなんのことはない、操作は手綱の右引っ張れば右、左引っ張れば左、両方引っ張れば止まる、のみ。おまけに馬は「オートマチックホース」。経験の有無関係ないよね。ともあれそれぞれ馬に乗って出発。最高高度3700メールの馬乗りは感動の一言。途中現実感が失われ。途中で1度馬を下りて遺跡に立ち寄り再び馬に乗る。しばらく乗って馬とお別れ。悲しい。ちょっと歩いていくつか遺跡を見学。巨大な石を積んだ壁にインカ帝国の技術力を見る。


本日他に予定は無かったが、馬乗りで一緒になったドイツ人達に誘われてサッカーを観に行くことに。おお、南米サッカーじゃないか!タクシー(カローラバンに普通に6人乗り、俺は当然トランク) でスタジアムへ。売店で飲み物買ってスタジアムへ入る。クスコ対リマのペルーリーグ1位2位対決らしい。の割には客の入りはイマイチ。それでも応援は南米スタイル。地元クスコの応援団がゴール裏のゲートからいきなり民族楽器をかき鳴らして踊りながら入場してきたときはちょっとうるっときちゃいました。試合の方はレベルはそうでもない。Jリーグの方が上手いと思われ。が、熱さが違う。結局相手チームが勝って優勝を決めたんだけど相手の選手がクスコ応援団を煽ったもんだから、場内騒然。みんなペットボトルからなにから投げまくり。な、南米スタイルだ!途中から日が暮れだしてかなり寒かったけどたった5ドルでいいものが観れて満足!ちょっと歩いて途中でタクシー拾って帰る。ドイツ人達と夜飲む約束をして一旦ホテルへ戻る。


本日がクスコ最後の夜ということで買い物へ。じろーさん直伝の「値引かないんなら帰っちゃうよ」作戦を駆使していろいろ値引き価格で購入。ま、値引かなくても十分安いわけだけど。道を歩いてるとかわいらしい女の子が寄ってきて「東京から来たの?指人形買って」と。か、買ってあげたい・・・。でもこういう光景を観ると「外のことなんて何も知らずにいた村が観光地化されたことで市場経済に飲み込まれてうんぬん・・・」といった小難しいことを考えてしまう。小学生の時、従姉妹に会いにタイに行ったときは単に「貧富の差があるのねー」くらいしか考えなかったけどね。年取ったな。独人達との待ち合わせの場所に行くも時間通りに来ず、2人とも疲れていたためで早々と諦め夕食へ。民族音楽の生演奏とダンスをやってる店で2日連続のアルパカ。クラシックをカバーした音楽が非常にカッコイイ!じろーさんその場でCD購入。3日連続のペルーワインを飲む。サーバーが遅いのだけがマイナスポイントだったな。帰って即寝。