松坂初登板初勝利!(の影に「松坂世代」の男気アリ?)

8時起床。ホテルの朝飯(込みの)。ゆで卵が売り切れていたことにショックを隠せない。仕方なくドーナッツをメインディッシュとする。9時過ぎに章子に迎えに来てもらって球場へ向かう。10時過ぎには球場に到着。試合は1時から。とりあえず近くのデニーズに入って時間を潰す。店内にはおびただしい数のレッドソックスファン。平日デーゲームだけど割と客入るのかと期待が膨らむ。11時頃球場内に入る。チケットオフィスがまだ開いてなかったのでボディーペイント開始。ここから気温3℃(が本日の最高)で上半身裸(下も短パン)で5時間の試練開始。昨日と同じ某テレビ局の取材を受けつつお腹に「松坂世代」背中に「サイコロ(Dice)の絵+K」を書く。すると流石はバカを見つける嗅覚に優れたアメ人達、どんどん寄ってきて写真を撮られまくる。ビールもタダで貰っちゃう(7本くらい)。そのうち1人(ビールくれたグループの)のアメ人が服を脱いで「俺にもKC(Kansas City)ってペイントしてくれ」と言ってくる。バカは増殖するらしい。以下その辺りの写真。


準備を終えチケットオフィスへ。運良く内野の良い席が空いてたので前もって買っていたチケットをグレードアップ。写真責めにあいながらもなんとか球場内へ。球場内でもすれ違うと哀れみの視線を送ってくる人、苦笑して通り過ぎる人(日本人に多し)、「お前ら最高!」的なことを言ってくる人と反応は様々。それを観察するのもまた一興。そうこうしてるうちにボストン・レッドソックスカンザスシティー・ロイヤルズ戦試合開始。試合の方はご存知の通り、松坂が貫禄のピッチングでメジャー初勝利。7回1失点10奪三振。俺が一番燃えたのは5回のホームランを食らって更にポテンヒットで無死1塁の場面での三振ゲッツーの場面。バリテックはいい女房になってくれそう。ちなみに試合中は腎臓が尿量産体制(早口言葉ですな)でレッドソックスの攻撃の時はおしっこ行きまくり。言うまでもないが、試合中もあちこちから人がやってきて写真を撮られまくり。みんな開口一番「寒いでしょ?」と聞いてくるので、「There is no such thing like cold!(寒いなんてものはこの世に存在しない!)」と答える。基本的にカメラ目線を心がける。子供には特に優しく対応。親に「あの人達の間に入って!」と言われ、恐る恐るバカなアジア人の間に入ってくる子供の大変さは押して計るべしだが、あいつらはとにかくカワイイ!何人か連れて帰りそうになる。それはたぶん(絶対)犯罪なんだろうけど。それくらい天使って事。


8回に松坂が交代すると、日陰になったこともありいよいよ寒さが身に染みてくる。この表現、今日ほど実感した日はない。頭の中は「いいから早く試合終われ!」でいっぱい。結局試合の方は4−1で終了。スタンドで某テレビ局の取材を受け、外に出てまた別の某テレビ局(×3くらい)の取材を受けて、もちろん一般人(多数)に写真も撮られて球場を後にする。試合観戦総括:やっぱりアメリカでもスポーツ観戦はイイ!老若男女みんながベースボールを心から楽しんでいるのがよく分かる。レッドソックスおっかけで「赤靴下軍団」って書いてあるシャツを来たお祖父ちゃんとか。日本もこうならなきゃって感じた。また、アメ人のバカに対する寛容さとノリの良さを再確認。写真取られた回数は100とかじゃきかないと思われ。松坂に関しては言うこと無し!


日本食レストランに移動して飯。5時間低体温だったため2人ともぐったり。空港まで送ってもらってフロンティア航空でデンバー経由でユタへ戻る。この度は大変お世話になりました、本当にどうもありがとう→ミホ、章子。デンバーからの飛行機が一度滑走路に向かったにも関わらず引き返してなにやら点検、という不穏な行動をしてこちらの恐怖心を煽ってきたが30分遅れで11時半過ぎに無事ソルトレークシティー着。おかげさらにで本一冊読了。今日は長くなっちゃったので詳細は明日。タイヘイに迎えに来てもらって帰宅。ありがとう→タイヘイ。憔悴しきっていたものの、まだまだ記憶が新しいうちにとこの2日の出来事を日記に書き(パソコンだから打ち?)なぐって寝る。