BFC Episode 1 (外資の洗礼)

今日から3日間、BCF(Boston Career Forum)3部作をお届けします。この物語はBCFに夢を抱いて挑戦し、翻弄され、すさんでいった男の生き様が生々しく描かれております。多少過激な表現があるかも知れませんのでお子様が御覧の際はご注意下さい(PG60くらい)。


6時半起床。眠すぎる。3人とも慌ただしく準備。当日の朝に必死で履歴書を書いてる人とか。朝飯はエナジーバー。宇宙食みたいに粘り強い感じが大変不快。7時半にタクシーで会場のBCEC(Boston Convention and Exhibition Center)へ移動。バカでかい建物の中を5分ほど歩いて受付の列へ。9時半会場なのにすでに長蛇の列。入場チケットを渡して9時にスタート。会場はとにかくバカでかい。そしてどこを見てもスーツ着た日本人だらけ(日本語が話せる外人もちょこっといましたが)。


面接のことなど詳しく書くと本1冊書けちゃいそうなので駆け足で。途中セミナーを1つ挟んで、外資→日系→外資→日系→外資→日系の順番で面接。外資は全部金融方面。これがもう悲惨。興味があるのは俺が専門知識をもってるかどうかのみ。俺はあくまで統計学を応用して云々・・・、と思ってたのにやたらと金融に関する専門的な質問をお見舞いされる。しかも英語で。答えられるわけもなく生殺し状態の俺。情報系の部署に至ってはすっかり忘れちゃってたプログラミングの知識についてあれこれ聞かれ、後半は完全にマンツーマンの家庭教師状態(モチロン生徒は俺)。しぼむ期待感に反比例して膨れ上がる敗北感。日系企業の面接はそんなに酷くなかったわけだがとにかく精神的にやられまくりの1日目。後半は2日間寝れてない疲れがどっと出て意識朦朧で面接、っていう状態でした。


終了後はみんなでダウンタウンへ。店を調べてこなかったため適当に歩いて中華の店に入る。日本のビールで乾杯。ユタ大の友達の中には、企業にディナーに誘われてたり。羨ましい。飯はかなり美味い!ロブスターは食えなかったが・・・。酒屋でサッポロ買ってホテルで飲んで寝る。ヘドロのように寝る。