九死に一生

今日あった出来事をの日記に書くかどうか大変迷いましたが、人に知ってもらう事が自分への戒めのなると考え書く事にしました。


8時起床。パッキングをして9時過ぎ出発。初めはI15(メインの高速)を走り、最短距離で行く為途中からローカルな高速へ。順調に走り正午過ぎにはユタを抜けてコロラドへ入る。2時過ぎCraigという街でsubwayに寄って昼飯。さらに走り続ける。


約2時間後、コロラドまであと2時間ほどとなり、さらにローカルな高速を走る。対面で車幅も狭いのに最高時速は65マイル(時速105kmくらい)。ここで長時間運転の疲れから一瞬寝てしまう。気付いたら車は車道の外。慌てて戻そうとしてハンドルを切るも、急ハンドルでタイヤがスリップし完全にコントロールを失う。反対車線から道路したに転げ落ち、車が横に数回転して止まる。「生きてる」ってのが最初の感想。車が裏返しになっていたので壊れた屋根の扉を外してなんとか外へ。手は割れたガラスによる切り傷で血まみれ。頭も少しだけ痛い。まだエンジンのかかったままの車の前で呆然と突っ立ってると、通りががりのおじさんと若い夫婦らしき人達が警察を呼んで消毒をしてくれる。皆口々に「生きててよかったよ、シートベルトをしてなかったら・・・」と言ってくれる。外は寒いのでおじさんのトラックの中で暖をとらせてもらう。しばらくして保安官が来る。「名前と生年月日は?アメリカの今の大統領は?」などと聞かれる。頭を打っていないかの確認だとか。次に救急車で同じような質問を受け、手の消毒とか。最後に警察。書類を書いたり。自分の車はレッカーされていったので、警察の車で近くの街Waldenの保安官事務所へ。そこから山田に電話して迎えに来てもらう。厳しい山道を2時間以上かけて来てくれる。近くの店で夕食を食べてフォートコリンズへ。途中道路に鹿(人間より背が高い奴)が目の前を横切るなど危ない夜の運転だったが1時頃フォートコリンズ到着。大学のアパートの山田の部屋ですぐ寝る。


今回の事故は長時間一人で運転する事を軽くみていた自分の自己管理のなさが招いたもの。さらに2学期を終えて順調に来ていた事でいろんな意味で緊張感がなかったのだろう。ホントに情けない。ただ一つだけ良かったのは死ななかったって事。反省も教訓も生きていてこそだから。