I could not be Ultras

4時起床。外は雨。凄く寒い。最悪のコンディションって事のようだ。受付でゼッケンとセンサを貰う。ゼッケンを付けてたらあっという間に時間。
5時スタート。前半はのろのろと。10キロからは登山。舗装されてない山道を登る。20キロ地点手前で最高到達地点1908m。そこからの眺めは絶景。のはずだが、キリでなんにも見えない。そこからもアップダウンが続く厳しいコース。5時間で第1関門の42キロ地点通過。この時点でほぼ足を使い切った感。完走はほぼ諦める。50キロ地点。そばが振る舞われる。それでも潰れた足はもどらない。雨も強くなったり弱くなったり。カッパを持って来なかったため、ウエアに水が染み込んで重い、そして寒い。この時点で目標を第2関門の71キロ地点と定める。59キロのチェックポイントで着替え。たっぷり水を吸ったウエア上下と靴下をリュックに入れて最後の12キロ。力を振り絞る。ラスト5キロは強烈な登り。走れるわけがない。周りを見渡してもみんな歩いている。そしてスタートから9時間45分。制限の10時間をなんとかクリアして71キロ地点に到達。係の人にゼッケンを渡してリタイア。100キロマラソン挑戦終わる。
惨敗。俺のようなひよっこランナーがのこのこと出て行って完走できる大会ではなかったということ。敗因は3つ。1つめは練習不足、特にアップダウンのあるオフロード対策がなってなかった。身体も重すぎ。2つ目はギアを甘く見てたこと。前半の石がゴロゴロ転がっているコースはトレッキングシューズ、後半の舗装された道はランニングシューズという使い分け、雨・寒さ対策が出来てなかった。3つ目は大会ルールが把握できてなかったこと、着替えやら替えのシューズをチェックポイントまで運んでおくサービスを利用するべきだった。おかげで無駄に重たいリュックを背負う羽目になった。以上を踏まえて来年こそウルトラス(意味が違うが)になるぞ!
71キロの部にエントリーした人がゴールして銀メダルを貰っているのを横目にすぐ近くの温泉へ。汗を流してバスでスタート地点へ。隣に乗ったオッサンも100キロの部をリタイアしたとのこと。海外のマラソン大会の話とかして最後は来年こそ頑張りましょうね、と言って別れる。16時過ぎに現地を出発。途中の仮眠をとって20時過ぎに家に到着。手遅れだとは思ったが少しでも筋肉痛が軽減されるようプロテインを飲んで寝る。